ビームが邪魔している板金の仕方
トヨタクラウンの左リヤドアの板金塗装です。
外壁にぶつかって、ドアが大きく凹んでいます。
ドアの真ん中が大きく凹んで、上下で折れています。
同業の方に、『ドアのビーム部分はどうやって叩いているのか?』なんて聞かれる事が有ります。
確かに、最近のドアは内側にビームが張り巡らされて殆ど手が入らないですね。
叩けるような工夫はしているのか?
諦めてはいないか?
そこがポイントになるかと思います。
手に持っているのが、独自に作っている当て板です。
時には、ハンマーとしても使っています。
これを使えば、ビームの狭い隙間に入れる事が出来ます。
隙間が無いなら、入るような工具を作れば良いだけです。
差し込んで、手首を返してこねる。
これだけでもパネルは綺麗に修正出来るのです。
デントリペアにも似た考え方かも知れません。
何も難しく考える必要は有りませんし、自作の当て板・ハンマーなら、その車に合わせて削ったり・曲げたりすれば良いのです。
ちなみに下側の折れた箇所はかなりアクロバティックな体勢で叩きました。
板金完了です。
何かの参考になればと思い、多めに画像入れておきます。
真ん中部分の大きな凹みは、『叩くのではなく、じわっと押し出す感じ』で板金します。
下手に叩くよりも、押し出す方が早くて綺麗に仕上がります。
仕上げの均し作業ですが、今回は面積が広い為ラインサンダーで削りました。
高い箇所はペーパーが当り、低い箇所は出し足り無い部分。
小さな凹みも目視出来ます。
以上の板金方法は弊社がしているおおまかな作業ですが、最終的には作業し易い方法を選んで頂ければ宜しいかと思います。
完成です。
ポリパテを薄く塗りこむような感じで仕上がりますので、エッジ部分のパテ浮きも心配有りません。
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